トイレのクロスを張替えるタイミングでおすすめなのは、

  • 便器を新しいものにした、またはする予定
  • トイレの床をリフォームした、またはする予定

この2つです。一緒にリフォームしてしまえば安く済ませられたり、工事の回数が抑えられたりして手間が省けます。また、トイレは毎日必ず入るところなので汚れや劣化が気になってきたら、そろそろクロスの張替えをする時期だと考えていいでしょう。

ここでは、費用相場や時間、クロスの選び方などについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレのクロス張替えの費用相場はいくら?

トイレのみクロス張替えをする場合、どれくらいの費用がかかるのか気になるでしょう。

天井まで含めてクロスを張替える場合、費用は2~5万円ほどです。

平均的なトイレは広さが1~3畳くらいと言われていて、壁の面積は15~20㎡となります。

約3畳のトイレの場合、材料費や工事費込みで35,000~40,000円が相場ですが、安い業者だと工程が少ないなどの理由から25,000円前後で施工可能ということも。中にはアクセントクロスを選択しても10,000円で施工してもらえたというケースもあります。

また、使用するクロスによって費用は異なりますが、トイレの場合は狭い空間なので、高めのクロスを選択しても大幅に金額が変わるということはありません。

トイレの壁紙を替えるのにかかる時間は?

居室よりもかなり狭く、早く作業が終わるように思われがちですが、実際はそこまで作業時間に差はありません。なぜならトイレは便器などがあり、狭い空間の中で張替えるため居室よりも作業しづらいからです。

一般的な広さのトイレの場合、壁紙を剥がし、新しいものを張るまでにかかる時間はおよそ3~4時間ほどと言われています。休憩時間も含めると半日程度で施工完了することが多いです。

しかし、業者や作業内容によっては1日かかることもあります。何時間かかるのかあらかじめ聞くことはできますが、実際に作業をし始めてみたらクロスが剥がれにくかったり、下地処理が必要だったりして思ったよりも時間がかかる場合があるので覚えておきましょう。

トイレのクロス おすすめの選び方

トイレのクロスを選ぶとき、どんなことをイメージするかが大切です。

  • どんなテーマにするか
    (和風、北欧系、アメリカンなど)
  • トイレの印象をどうしたいか
    (明るく、広く、シックになど)
  • どのような機能がほしいか
    (汚れに強い、撥水加工されているなど)
  • 風水を取り入れるかどうか

こうしたことから希望するクロスを絞るのが効率的な方法でしょう。ここでは、様々な状況下でおすすめのクロスをまとめてみました。

色によって効果や印象が変わる

壁紙はトイレの中で一番目に入りやすい部分です。狭い空間ではあるものの、クロスの色やデザインで圧迫感を抑えることも可能なので、どんなクロスを使用するかが重要となります。

落ち着いた印象、清潔感を求めているのなら、ベースカラーは派手なものではなく淡く薄い色合いのものを選ぶといいでしょう。特に、女性や小さな子どもは小花柄やパステルカラーを好む傾向にあります。

派手な色を取り入れたい場合は、赤色やオレンジがおすすめです。赤は交感神経を刺激するので体を温める効果が、オレンジは精神を安定させる効果が期待できると言われています。

ただし、壁面全体に入れるのではなく、アクセントクロスで近い色のものを使ったりする方が見ていて飽きません。

また、便器の背面の壁だけ柄や濃い色を持っていき、インパクトを出すのもいいでしょう。

デザイン性を重視したい方におすすめなクロス

デザイン性で選びたいとき、柄の大きさが大切です。大きめの柄は圧迫感を出すため、一面のみ、またはアクセントクロスに取り入れるようにし、全面に張りたい場合は小さな柄にするといいでしょう。

また、濃いグレーやブラックなどでシック、モダンな雰囲気を出したい場合は、腰壁にしようするとツートンカラーとなりオシャレです。トイレが狭く感じられることもない上に、汚れが目立ちにくくお手入れも楽になります。

一面のみカラーを入れるときはドアや窓がない壁面を選ぶとトイレが広く見えるので、ぜひシミュレーションしてみてください。

機能性を重視したい方におすすめなクロス

トイレで求められる機能は以下の3つです。

それぞれどのような機能なのかチェックしてみましょう。

消臭・マイナスイオン発生機能

トイレのリフォームで人気が高い機能です。消臭剤や天然鉱石がクロスに含まれていて、臭いを吸収してくれます。また、光触媒を配合しているものは半永久的に効果が持続するため、コスパを重視する方におすすめです。

「市販の消臭剤を使えば問題ないでしょ?」と思われる方もいますが、消臭機能はあるのとないのとでは消臭スピードが違うため、

特に臭いに敏感な方には必須の機能

と言えるでしょう。

汚れ防止機能

汚れにくいよう、クロスにラミネート加工が施されていて、汚れがついても水拭きで除去できます。最近では、表面に凹凸があって汚れがつきにくくなっているクロスも多いです。毎日の掃除を楽にしてくれるので忙しい方、時間を有効活用したい方にぴったりでしょう。

また、傷もつきにくくなっていて、小さな子どもが補助便座を使用し壁に立てかけたとしても気になりません。

防カビ・吸放湿機能

カビの発生、繁殖を予防したり、湿気を吸収したり放出したりするクロスの機能です。湿気が気になる方はぜひ取り入れてみてください。

風水的にはどんなクロスがおすすめ?

風水を取り入れるのも人気が高いクロスの選び方です。運気をアップさせることができると思えば、毎日がより楽しくなるかもしれません。

方角ごとに運気がアップする色が決まっていますが、どれが正解ということはないので、気になる効果や色があれば自由に取り入れてみるといいでしょう。

風水でおすすめされている方角と色の組み合わせは以下の通りです。

  • 北→ピンク、クリーム色、オレンジ、アイボリー、ベージュ
  • 北西→ベージュ、白
  • 南→白、黄緑、緑
  • 南西→黄色、緑、白、黒
  • 東→緑、青、赤
  • 西→白、黄色、ピンク

また、壁一面に色を取り入れるのではなく、アクセントクロスで取り入れても効果があると言われています。

見積もりするとアイデアがたくさんもらえる

「どんな壁紙にしようかな」「どういう雰囲気のトイレがいいんだろう」とたくさんのクロスを前に悩んでしまうのは当然でしょう。なぜならクロスは機能、デザイン、素材のどれを重視するかで選ぶものが変わるからです。

トイレの広さや好みなどによって選ぼうとしても、クロスの組み合わせの数は膨大で、どれがいいのかわからなくなってしまいがち。

しかし、業者に見積もり依頼をすると希望に合わせたアイデアをもらうことができます。

そこで、ここではリノコに見積もり依頼して得られたアイデアを見てみましょう。

アクセントクロスをどうしても入れたくて相談

トイレ全体の壁紙は白に決まったものの、真っ白だと味気ないと考え、アクセントクロスを取り入れようと思ったAさん。ですが、白にはどのカラーを組み合わせたら可愛くオシャレになるのかわからず、リノコに相談しました。

結果、白い壁紙に合い、落ち着いた雰囲気になるグレーのクロスをアクセントにすることを提案されました。薄めのグレーなので、狭いトイレの中でも圧迫感もなく、イメージ通りだとAさんは満足し、そのまま施工依頼したようです。

とにかく汚れ防止を重視したいと相談

掃除が面倒なのは嫌だと考えたBさんは、トイレでつきやすい黄ばみや黒ずみを防止するクロスはどんなものがあるのか相談しました。トイレ向きのクロスもたくさんの種類があったため、自分で絞るのは大変だったのです。

Bさんは「掃除がしやすいものがいいけど、柄が入っていたり派手な色だったりするのは好きではない」と話したところ、提案されたのは壁紙の表面がラミネート加工されている真っ白なクロスでした。清潔感があり、掃除がしやすく、なおかつ圧迫感がない白はBさんの希望をすべて叶えてくれました。「白は明るくて清潔に見えていいけど、汚れやすいというイメージが強かったから驚いた」とBさんは話しています。

自分が知らなかった機能や素材のクロスも提案してくれるのがプロのいいところです。

このように、リノコに相談すれば、色や素材、機能の面すべてが理想のクロスに出会えます。

クロスを長持ちさせる掃除のポイント

せっかくクロスの張替えをするのなら、できるだけ新品の状態をキープして長持ちさせたいところです。そこで、トイレのクロスにありがちな汚れやカビ、臭いを防止する掃除の仕方をご紹介します。

誰でも簡単にできるものなので、できるときにぜひやってみてください。また、クロスによってはお手入れ方法が異なる場合があります。トイレに使用しているクロスに向いている掃除方法なのかご自分で確かめてから行うようにしましょう。

黄ばみ汚れをキレイに

トイレの黄ばみ汚れの正体は飛び散った尿が残ったものです。そのままにしておくと汚れが取れなくなったり、臭いが残ったりしてしまいます。

準備するものはトイレ用の中性洗剤と雑巾。範囲が狭い場合はトイレットペーパーでも構いません。洗剤を雑巾につけて、黄ばみ汚れをこすってみましょう。

落ちにくい場合や細かい部分は使い古した歯ブラシで丁寧にこすります。それでも落ちなければ、ハイターを歯ブラシの先につけてこすります。

終わったら漂白剤がクロスに残らないように水拭き、乾拭きをしっかり行いましょう。トイレ用の中性洗剤がないときは、重曹やクエン酸を水で溶いたもので拭くのも手です。

黒ずみやカビを防ぐ

黒ずみやカビは厄介な汚れです。なかなか落ちないことがあるので最後に念入りに掃除しましょう。

まずはエタノールスプレー(アルコールスプレー)をかけて雑巾で拭いてみてください。こびりついた黒ずみでなければ、これだけで簡単に取れます。しばらく放置してしまっていた黒ずみやカビの場合は、メラミンスポンジで軽くこすってみるのがおすすめです。

どうしても取れない場合は、クロスに使用しても大丈夫か確認したあとにカビ取り剤を使用してください。注意したいのは塩素系ではなく乳酸系を選ぶこと。塩素系ではクロスが痛んでしまう可能性が高いです。

ただかけて拭くだけでは取れない場合は、エタノールスプレーのときと同じようにメラミンスポンジでこすってみましょう。

消臭効果を持続

トイレ特有の臭いは特に夏場になると気になりがち。ですが、香りが強い芳香剤などを置くのは苦手という方も多いです。そこでおすすめしたいのが、クエン酸スプレーを吹きかけること。

クエン酸はアンモニア臭を消す効果が期待できる

ため、クロスの臭いも予防してくれるのです。クエン酸スプレーがない場合は、小さじ1のクエン酸を200ccの水で溶いて使用しましょう。

また、消臭効果は重曹にもあります。オシャレな容器などに重曹を入れてインテリアとして飾るだけでOKです。湿気も吸収してくれるので、トイレを快適な状態にしてくれるはずです。