不動産売買を行う
際には、以下のような書類を手元に準備しておく必要があります。
以下、それぞれの
書類の意味について簡単に説明
させていただきます。
あなたの身分を証明するための書類
物件の売り主であるあなたが誰なのか?
について買主が正確に知るために
必要な書類
です。
売りたい物件があなた以外の人との共有になっている場合には、以下のような書類について共有者全員のものを用意する必要があります。
- 身分証明書
- 実印
- 印鑑証明
- 住民票
売却する物件の情報を識別するための書類
売却する不動産に設定されている権利や、
物件の物理的な状況
を知るために、
以下のような書類を準備しましょう。
- 物件の権利書
- 土地測量図や隣接物件との境界確認書
一戸建て物件の場合は
- 建築確認済証や検査済み証
マンションの場合は
- マンション管理規約や使用細則
税金計算のために必要な書類
不動産売買が成立した場合、
物件の買主は不動産取得税や登記のための
登録免許税
を負担しなくてはなりません。
これらの税金の金額を計算するためには、以下のような書類が必要です。
- 固定資産税の納税通知
なお、固定資産税は毎年1月1日時点で物件の所有者となっている人が負担しますが、
売主がいったん1年間の金額を納付
したうえで、
売買を行った年の所有期間に応じて買主と清算
を行うのが一般的です。
例えば、物件の所有権が移るのが9月1日だったとすると、物件の買主は9月1日~12月31日までの4か月分の固定資産税の金額を、売主に対して支払います。