不動産買取のメリット

短期間で売却できすぐに現金化ができる

不動産業者による買取を選択する最大のメリットは、

短期間で手持ちの不動産を現金化

できることです。

早ければ数日~1週間程度

で売却代金をあなたの銀行口座に振り込んでもらえるケースもありますから、手元資金が緊急で必要な場合などには非常に役立つ方法といえます。

不動産は読んで字のごとく、動かない資産=現金化までに時間がかかる資産ですから、

買取という方法を選択できることは

不動産所有にともなう

リスクを大幅に下げる

ことにつながります。

瑕疵担保責任の免除

個人間で不動産を売買するときには、

売主側に瑕疵担保責任という法律上の責任

が生じますが、

不動産業者に物件を買取してもらう場合には

売主の瑕疵担保責任が免除されます。

瑕疵担保責任というのは、ごく簡単にいえば契約をしたときには見つけられなかった物件のマイナス部分(例えば雨漏りなど)について、買主が売主に対して補填を求めることができるルールのことをいいます。

具体的には、物件の瑕疵が通常は契約のタイミングで見つけられない性質のものである場合には、買主は契約の解除や補修するのに必要になった出費の損害賠償を求めることが可能になります。

売主にとってこの

瑕疵担保責任のリスクは非常に大きなもの

ですが、買取を選択した場合には

これを負担する必要がなくなります。

資金計画が立てやすい

いつのタイミングでどれぐらいのお金が手元に準備できるのか?という

資金計画を立てやすくなる

のも買取のメリットです。

近日中に大きな出費が必要になるような場合や、買い換えたい物件があるけどお金が足りないというような場合には、資金計画を立てやすくなることは

非常に大きなメリット

となるでしょう。

また、買取には上でも説明させていただいたように

即時買取 と 買取保証

の2種類があります。

即時買取の場合には言うに及ばず、買取保証でも一定の広告掲載期間が経過した後にはあらかじめ決めた価格での物件売却が保証されますから、

資金が必要になるタイミングに応じて選択する

ようにしましょう。

内覧されることがない

買取では専門の不動産業者の査定のみ

で成約が決まりますから、

内覧を受ける労力は最低限で済みます。

一方で、

仲介を選んだ場合には、

不動産業者が買い手を見つけてくるたびに

その人に対して内覧をさせてあげる

必要があります。

買い手にとっては購入を検討している不動産の内部がどのような状況となっているかはとても重要なことですから、購入前の内覧は欠かすことができません。

売却を希望する不動産をあなた自身が使用している場合には、内覧のたびに部屋を片付けたり、説明したりといったことは

大きな負担

となることもあるでしょう。

また、長年使用した物件に高い値段をつけてもらうためにはリフォームなどが必要なこともありますが、買取の場合にはこれらのコストを負担する必要もなくなります。

周囲近隣の人に知られず売却できる

自分が居住用に使っていた物件を売却する場合には、物件を売りに出していることを

近隣の住人知られたくない

というケースもあるでしょう。

一定期間住んでいた家から出ていくというのは、どうしてもマイナスのイメージ(あの人お金に困っているのかな…など)がつきまといますから、できれば避けたいということもありますよね。

不動産業者による即時買取を選択した場合には、

広告の掲載を行うことがありませんから、

物件を売りに出していることを近隣住民に知られてしまうことがありません。

誰にも知られずに物件を売却したいという場合には、即時買取を選ぶメリットは大きいといえます。

仲介手数料が不要

仲介で買い手を見つける場合には、不動産業者に対して仲介手数料を支払う必要がありますが、

不動産業者に買取をしてもらうときには、

当然ながら

仲介手数料を負担する必要がありません。

買取保証の場合には、一定期間は物件を一般に対して広告する必要がありますが、

結局買い手が現れずに

不動産業者に買い取ってもらうときには

仲介手数料なしで物件を売却する

ことが可能になります。

不動産買取のデメリット

相場よりも買取価格が安くなる場合も

不動産買取を選択するデメリットは、

何といってもあなたの手元に入ってくる

お金が仲介の時よりも少なくなる

可能性が高いことです。

不動産の売却価格は、当然ですが買い手がたくさんいる場合の方が高く設定することができます。

一方で、

買い手をたくさん集めるためには

時間をかけて広告掲載を行う必要があります。

このデメリットは、

買取の最大のメリットである現金化までの期間が短いことと

背中合わせということができますから、いつまでに不動産を現金化したいのか?という

あなたのニーズに合わせて判断する

ようにしましょう。