リスクが少なければ少ないほど経営はうまくいきやすいものです。また、リスクはあったとしても対策をしっかりしていれば、万が一の時もスムーズに解決しやすくなります。それを踏まえてコインパーキング経営でのリスクを確認しましょう。

  • 事故発生リスク
  • 利用料未払いリスク
  • 地震などの災害リスク
  • 車上荒らしなどの犯罪リスク
  • 競合参入による需要低下リスク

この中でも気をつけたいのが災害リスクです。犯罪リスクに関しては、防犯カメラの設置で対処できることがほとんどなのですが、災害による被害では多額の費用がかかる可能性があります。

そのため、地震や浸水などで機械が故障したり、台風で看板が倒れ利用者の車を破損させたりした時に備えて保険に加入しておくことが大切です。

コインパーキング経営の成功例や失敗例など

どんな経営でも失敗例が存在します。コインパーキング経営でも同じく、成功している人がいる反面、ちょっとしたミスや配慮不足で失敗に終わった人がいるのです。

しかし、どういった成功例、失敗例があるのかチェックしておくことで上手な経営につながります。ぜひ事例を参考にしてみてください。

成功例

まずは成功例を2つ見てみましょう。

空き地をコインパーキングで活用

Aさんは相続した土地を放置しておくのももったいないなと思い、どうすればよいかを専門家に相談してみました。すると周りの交通量や駅までの距離をよく見てくれて、コインパーキング経営を勧められました。

整地された土地ではなかったため、初期の工事に費用がかかりましたが、毎月安定した収入を得ることができて満足しているそうです。

塀を壊して死角をなくして成功

Bさんの所有する土地は塀で囲まれていて死角が多く、近隣住民から苦情の対象となっていました。そこで、どうせ塀を撤去するならうまく活用したいと専門家に相談。塀を取り壊して見通しを良くし、7台停められるコインパーキングにと提案されました。

すると夜間でも駐車場の照明があたりを照らすようになり、防犯上でも問題が解決。問題解決しながら収入源の確保ができて一石二鳥となりました。

失敗例

次は失敗例です。

一方通行だということを配慮せず失敗

土地を相続したCさん。何かで活用したいと考え、スペース的にコインパーキングがいいかなと経営を始めました。しかし、思ったよりも使ってもらえません。

なぜなら目の前の道路が一方通行だったからです。駐車するにはかなり不便なところでしたので、予想していた収益は半分以下となってしまいました。

利用台数を増やす作戦を立てた業者に依頼して失敗

コインパーキング経営に着目したDさんは、すぐにコインパーキングを運営している業者に依頼して経営を始めました。工事のことなどはよくわからなかったのですべて業者に任せたそうです。しかし、経営をスタートしても利用率が上がりません。

近くのコインパーキングは集客できているのにと比較したところ、Dさんのところは駐車スペースの区画が狭いことがわかりました。業者は利用台数を増やすことで収益性を高めようとしたようですが、他のコインパーキングの方がゆったりと停められるためそちらにお客さんが流れてしまったのです。

成功と失敗のカギは相談の有無

これらの事例に共通することは、成功された方はしっかりと専門家に相談をし、失敗された方は独断で判断してしまったということ。

同じ失敗をしてしまわないためにも、自分で勉強しつつ、必ず専門家に相談することを怠らないようにしましょう。

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コインパーキング経営におけるトラブルなど

突然のトラブルで対応に追われるということもあるでしょう。コインパーキングではどのようなトラブルがあるのか、起こりやすいものをまとめてみました。

料金を支払ってもらえない

コインパーキングは車が入るとタイヤがロックされ、お金を支払わなければ車を出すことができなくなります。一見、料金の不払いとは無縁に思われますが、車を長期間放置する悪質な客もいるのです。

そうすると1台分のスペースが使えず、本来得られるはずだった収入が得られなくなることになります。しかし、放置された車をどうにかしたくてもなかなか対応が難しいのです。民事不介入であるため警察も動いてくれません。

料金について誤解されてしまう

わかりやすく料金を表示、記載することがとても重要です。看板は車を運転しながら見ることが多いので、誤解されやすい書き方をしているとトラブルにつながりやすくなります。

具体例を挙げるので詳しく見てみましょう。

1日最大1,800円と書かれているから利用したのに高額請求された、とクレームが入ったとします。実際は1日最大1,800円という条件は平日のみの適用で、利用した日は祝日だったため料金が高くなったというように高額請求に至った理由はあるでしょう。しかし、勘違いをしていたお客さんは「看板が見づらいから悪い!」と怒ってしまったり差額分の返金を求めてきたりするのです。

平日と土日祝日の料金が異なったり、日中と夜間それぞれに料金プランがあったりとコインパーキングによって料金体系はさまざまです。だからこそ、簡潔に、わかりやすく表示しておく必要があります。

中には書いている料金と違うからお金を払わないというお客さんもいます。そうするとクレーム対応をしなければいけないだけでなく、得られるはずだった利用料金を支払ってもらえない可能性もあるのです。

間違えて他の車の精算をしてしまう

たまにあるのがこのトラブルです。精算機に自分の駐車したスペースの番号を入力して、表示された金額を支払うという流れなのですが、見間違いや勘違いで違う番号を入力してしまうことがあります。

そのお客さんは全く関係のない車の料金を支払ったことになるので、自分の車を出すためにさらにお金を支払わなければいけなくなってしまうでしょう。なんとか精算した分を返金してくれないかと頼み込んでくる人もいるので、その時は経営者が対応する必要があります。

駐車場内で事故が起こってしまう

基本的には事故の当事者間で解決してもらうことにはなりますが、駐車スペースの区画がおかしい、出入り口に問題がある、などが事故の原因であると言われる場合もあります。そうすると経営者が責任を負う可能性も高まるのです。

看板に、コインパーキング内で起こった事故やトラブルに対して管理者は責任を取れないと記載したとしても、費用の請求などがある可能性は0ではないと覚えておきましょう。

精算機やロック板などが故障してしまう

無人で管理するために必要不可欠な精算機やロック板。ずっと使っていると故障することもあります。精算機では領収書やおつりが出てこなくなることがありますし、ロック板は解除されなくなることがあるようです。

この2つはもともと高価なものなので、故障した時の修理代や買い替え代も大きな出費となってしまうでしょう。自己経営の場合は業者を自分で呼んで修理してもらうことになるため、迅速な対応をしてくれるところを探しておく必要があります。

一括貸しの場合は修理などを任せることになりますが、費用を経営者が負担しなくてはいけない場合があるので注意が必要です。また、信頼できる業者が修理してくれることが多いのですが、管理している会社ではなくその会社と提携している業者が来るので到着までに時間がかかることもあります。

故障が起きてお客さんに迷惑をかける場合、その対応スピードがとても大切です。車が使えない、お金が出てこない、という状態で業者がなかなか来ないとなると、現代ではあっという間に口コミで悪評が広まります。

何らかのいたずらをされてしまう

例えば壁や看板にスプレーなどで落書きされたり、停まっている車に傷をつけられたりする可能性があります。治安の悪い地域だと特に被害に遭いやすいでしょう。

落書きを落としたり、新しい看板などを用意したりするのにはお金も手間もかかります。傷をつけられた車の所有者からはクレームも来るかもしれません。しかし、防犯カメラの設置などで解決することもあります。まずは十分な対策をしてみてはいかがでしょうか。

→犯罪を未然に防止するセキュリティー【防犯カメラ設置110番】

ゴミを放置されたり汚されたりしてしまう

いたずらかどうかはさておき、駐車スペースや端の方にゴミを放置する人も多く見られます。ゴミ袋だったり、空き缶だったり、食べかけの弁当だったりとゴミもさまざま。生ごみだと夏場は異臭を放ちやすくなるので、利用者や近隣住民からのクレームにもつながります。

出入り口も含めて敷地内を汚された場合、利用者が減らないようにと綺麗にしなくてはいけません。あまりにもひどい場合は防犯カメラで管理し、悪質な利用者を特定することも必要になるでしょう。

近隣からのクレームが来てしまう

車が出入りする音や、ロック板の音などでクレームが来ることがあります。ロック板を使って駐車状況を管理するため、その解除音などが原因となるようです。また、アイドリングによる騒音も問題となるでしょう。

利用者が騒音トラブルを起こさないようにするためには、看板に注意事項をしっかりと記載することが大事です。また、コインパーキングに設置されている機械の音がうるさいというクレームであれば、適切に対応できるよう改善の努力をし、丁寧に説明するようにしましょう。