マンション経営において収入源となるのは家賃収入です。物件によっては空いている敷地を利用して、自動販売機や太陽光発電システムを導入し、さらに収入を得るということもできます。また、土地が広い場合はマンションの隣に月極駐車場を設けていることもあるようです。

さて、マンション経営の情報収集をしていると、

  • 高い利回りが期待できるのでおすすめ
  • 節税効果があった
  • 資金がなくても始められた
  • 老後の収入源となった

などの成功例が多く見られ、「家賃収入でそんなに儲けられるのか」と簡単に考えてしまう人もいます。しかし、

  • 節税にならなかった
  • ローンの返済が難しくなった
  • 赤字になった

などの失敗談もあることを忘れてはいけません。中にはどちらが正しいのか判断がつかず不安になる人もいるでしょう。

知りたいのは、

  • 実際マンション経営は儲かるものなのか?
  • 儲かるかどうかの基準は何なのか?

という2点です。ここでは収入がどのくらい得られるのか、マンション経営に必要な資格はあるのか、ということも含めてまとめていきますので参考にしてみてください。

儲かっているかどうかの基準は?

儲かったのかという最終的な判断は、所有している物件を売却するなどして手放した時に決まると言われています。また、一時的な結果としては、月間や年間の収支が黒字かどうかで判断されます。

絶対に儲かる!という経営や投資は存在しない

ので、とにかく黒字をキープすることが重要です。マンション経営においては、リスク対策をし、計画的に運用することで儲けることは可能なのでしっかりと準備しておきましょう。

  • 物件は新築か中古か
  • 物件の価格
  • 物件の立地条件など
  • 空室リスクはどれくらいか
  • ローンの借り入れ条件
  • 物件の資産価値
  • 万が一の時に備えた資金の準備ができるか

なども儲かるかどうかを左右する条件となります。

儲かるために必要なこととは?

自分で経営して儲けるためには、できるだけ資金を少なく収入を上げることが必要です。

例えば物件の購入時、新築にするか中古にするか迷うことが多いのですが、新築は購入価格が通常よりも高く設定されているため利回りが低いということを考慮しなければいけません。築数年が経過している物件に比べて、だいたい3割ほど値上がり状態にあると言われているので、資金をより多く準備することになるのです。

しかし、新築物件は設備が新しい分、始めは修繕費用がかかりにくいため、それを狙って新築物件を購入するケースが存在します。資金は必要なので利回り的にはあまりおすすめできませんが、設備が古くて最初から修繕費用がたくさんかかるよりもいいと考えるのも手です。

マンション経営の場合は、さらに、1棟所有するのか1部屋ずつ購入するのかという選択に迫られます。儲け方が異なるため、資金がある場合はどちらにするか迷うでしょう。まずはどのような運用の仕方をすればどのくらいの収入が得られるのか十分に計算してみてください。

とりあえず1部屋のみ所有してみて経営を開始する場合は、空室になった時に収入が0になり赤字経営となる危険があることを覚えておきましょう。

どのくらいの収入が得られるの?

物件の購入価格や設定する家賃、空室状況などによって収入に差が出ます。そのため、一概に「収入がこのくらい得られる」とは断定できないのです。

ここでは大体の目安をご紹介します。

家賃設定はその地域によって異なるものの、5~15万円くらいが相場の範囲と言われています。
例えば家賃が8万円だとすると、1年間で8万円×12ヵ月=96万円の家賃が入ってくることになるでしょう。その中から税金やローンなどの経営にかかる費用を差し引くと残るのは数万円程度。それが収入となります。

経営にかかる費用には、所得税固定資産税の他に管理費修繕積立費などが含まれています。借主が支払う礼金契約更新料駐車場代も収入になるのですが、敷金や保証金は収入に含まないので気をつけましょう。この2つは退去時に原状回復などに使うお金で、工事が必要ない場合は入居者に返還することになっています。

こうして見るとほとんど利益はないように感じられますが、ローンを完済すれば支払っていた金額が収入に上乗せされるのです。つまり、今すぐに利益を上げるというよりは、後々収入源とするために準備するような経営方法だと考えられます。

また、資金があれば複数の物件を所有することができるので、収入を倍以上に増やすことが可能となるでしょう。

マンション経営に必要な資格はあるの?

結論から言うと、マンション経営において資格は絶対に必要なものではありません。資格を取るためには十分に勉強をし、なおかつ合格しなければいけないので、かなりの時間がかかってしまいます。これからマンション経営を始めたいと考えていても、資格を取ることにこだわりすぎて投資や経営をなかなか始められないことも。

しかし、投資や経営には知識が必要となるため、自分ではどんな知識を身につけたいのか、どこから専門家に任せるのかをしっかり見極めることが大切です。試験に合格するかは別として、

勉強はしておいて損はないでしょう。

ここでは持っていると役立つ資格をご紹介しますので、気になるものがあればぜひ勉強してみてください。

  • 宅地建物取引士(宅建)
  • ファイナンシャルプランナー(FP)
  • マンション管理士
  • 不動産実務検定(大家検定)
  • 管理業務主任者
  • CPM(不動産経営管理士)

マンション経営に生かせる資格は上記の6つと言われています。それぞれの特徴を見てみましょう。

宅地建物取引士(宅建)

この資格の名前は不動産について詳しくない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか?宅地建物取引士とは、不動産の売買や賃貸物件の仲介をするためには欠かせない国家資格のことで、宅建とも呼ばれています。不動産業界に勤めるために必要な資格として有名ですが、不動産投資でも生かせるので注目されている資格の1つです。

マンションを貸す時には、法律に基づいて契約内容などを説明する必要がありますが、違約金や損害賠償金などについては宅地建物取引士が説明しなくてはいけないことになっています。また、契約書に記名、押印することができるのも宅地建物取引士だけです。

資格は簡単に取れるものではないけれど、勉強するだけで知識を身につけることは可能なので、不動産会社の説明を受けた時にも十分に理解できるようになります。そして、いざ物件を購入しようとした時には、その物件が経営に向いているかどうかを判断するのにも役立つでしょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ライフプランニングをしたり、リスク管理、資産運用などについてアドバイスすることができる資格です。不動産に関する法律や税金、契約関係の知識が必要となります。

この資格の勉強することで、ライフプランや経済状況に合わせた収支の理想のバランスやマンション経営に必要な資金、それからローンの必要性などについて情報分析、計画することが可能となるでしょう。

また、FPには1~3級までありますが、2級を取ることができればマンション経営に十分役立てることができると言われています。

マンション管理士

こちらの資格は、住民からのトラブルを解決するために役立ちます。マンションにはさまざまな人が入居するため、共有スペースの使い方や騒音などでトラブルとなりやすいのですが、知識がない人よりもスムーズに対処できるようになると言われているのです。

マンション管理士にはマンションの管理組合の運営をサポートする役割があり、管理の悩みに対してアドバイスや指導をする立場となります。また、大規模な修繕、維持・管理といったことへのアドバイスや指導も行います。

マンション経営では、管理がしっかりとされているかが物件選びで重要なポイントですが、マンション管理士の資格があれば管理の状態を簡単に見抜くことができるでしょう。専門家に相談、依頼しながら経営を始める場合でも、勉強しておくことで契約内容や管理に関しての知識が身につくので損はありません。

不動産実務検定(大家検定)

不動産投資をしたい人にとって必要な知識を学ぶことができる検定の1つです。マンション経営のみならず、不動産投資についての実践的な情報が網羅できるため注目されています。

マンション経営では投資そのものの知識に加えて、空室リスクや税金対策についても理解がないと不利となるでしょう。そのような知識も身につけられるのがこの不動産実務検定なのです。

より効率的にマンション経営を行いたいと考えているならぜひ取得してみてはいかがでしょうか?

CPM(不動産経営管理士)

アメリカで最高レベルの不動産管理ができる人だけが合格できる資格と言われています。不動産会社の実務経験が必要な条件なので、一般の人には受講できません。一応このような資格があることも覚えておくといいでしょう。

管理業務主任者

マンションの管理業者に必要な資格で、管理委託契約をする際の説明や管理事務に関する報告をするという役割があります。経営を行う立場であっても、管理業者がしっかりと業務を行っているかチェックするのに役立つでしょう。

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